息子が野球で、泣いた。
悔しくて泣いた。
多分、初めてのことだと思う。
これまで、ボールに当たってとかで泣いたことはある。
自分の力の歯痒さで泣いたことは、すごい成長だなと思う。
今年に入り、Bチームの主将として頑張ってもらっている。
ピッチャーを任されて、やる気も上がって練習や上達に積極的にもみえた。
今日、紅白戦を1時間ほどやったのだけど。
3イニング目にピッチャーマウンドにあがり、2四球、4デットボールを与えた。
コントロールが全く安定していなくて、バッターの背中側に行く球もあった。
それが、相当悔しかったようだ。
そこで、ようやく私の出番だ。
コントロールは安定してないというのは、そもそもの課題だった。
でも、本人が課題に感じないものは課題ではない。
私の中で改善した方が良いと思っていて、息子はこれで良いと思っていたわけだ。
身体の使い方、体重移動、リリースまでの腕の導線。
自宅で毎日少しづつ、とりいれていたものの、その成果はすぐにはでない。
今日という日の経験が、加速度的に革変をおこそうとしていた。
力を入れずに、いい球が行く。
ここから、またひとつ進化を遂げるのかもしれない。
明日は練習試合なので、いきなりどうなるかも気になるところ。