やきゅいく

少年野球×子育て×晩酌 Enjoy Baseball Life

試合の後は、基本の話が浸透しやすい

日曜日に練習試合をした。

 

対戦相手は、春先に大会で対戦し、同点のためくじ引きで勝った相手だ。

実力は互角か、少し相手が強いという肌感覚だ。

 

地元から少し離れたグラウンドに遠征をした。

野球が4面、サッカー1面という広さで、少年野球の専用グラウンドもあった。

マウンド傾斜のある、少年野球専用のグラウンドだ。

ネットではあるが、ちゃんとフェンスのような間仕切りも存在している。

内野は土、外野は芝生。

市の公共施設とはいえ、羨ましくなるグラウンドだった。

 

Aチーム戦では、制球に苦しむエース。

マウンドの傾斜に慣れていないため、球が上ずって四球連発。

3-5で負けてしまった。

Bチーム戦は経験を積んでもらうための試合ではあった。

相手チームは守備がしっかり鍛えられていた。

お互いに4年生を主体としているけど、相手の動きができていた。

特にショートの子なのだけど、1球ごとにピッチャーに声をかけながら、リズム良く足を動かす。少し前に出て、すぐポジションに戻るといった、Goodplayerがしている足の動きだ。

三遊間にファースト。失策ゼロだった。

 

わたしにとっては肝心の息子は、ショートで出場。

さすがに相手のショートと同じ動きを求めるのは酷だ。

内野フライ1つ、しっかりとっていた。ゴロは飛んでこなかった。

打席では3打数0安打。

打席でのスイングを見てみると、テークバックからバットの出る位置、スイングの回転、よくなっている。

残念ながらバットは空を切ったものの、悲観することもない。

しっかりボールをミートできるように、練習を積み重ねることで打てるようになる。

 

試合が終わったのち、子供たちに3つのことを伝えた。

1つは、Aチームの最終回。

4点を追っていた中、ノーアウトランナー2,3塁で2番バッターがセンター前ヒット。打球は浅かったのだけど、2塁ランナーが本塁に突っ込んでタッチアウト。

続く3,4番と控えているし、点差を考えればギャンブルは早い。

自分たちで状況を考えることと、コーチャーもどう指示をするか。

2つ目は、声の出し方。

バッチ来いが多いのだ。「バッチ来ーい!」って、久本雅美を連想してしまう。

下手すると、守備の間にバッチ来いしか言わない子もいる。

これは教え方がいけないのだけど、それをようやく伝える事ができる時が来た。

野球は、1球ごとにカウントや状況が変わっていっている。

ピッチャーに1球ごと声をかけたり、例えばランナー1塁なら盗塁警戒とか、ゲッツー取ろうとか。みんなで声を掛け合おう。

3つ目は、速足で動く。

これまで、走ってキビキビとか、歩くなという声が多かった。

歩いてもいいけど、速足で動く。

1球ごとの動きも速足を意識する。

 

やっとこ、野球の基本のきをみんなの前で共有できた。

 

声掛けや速足。バリエーションが増えれば楽しい。

 

来週は市外遠征2Days。成果を残せる2日間にしたい。