最近ハマった「8月の夜はバッティングセンターへ。」を、意識した題名にした。
休日、自粛で練習がない。
子どもとグラウンドで野球の練習をしようかとも思ったけど、純粋に打つことを楽しんでみる。そんなゆとりがあっても良い。
息子と娘を連れて、バッティングセンターに行ってきた。
僕が子どもの頃から通っているバッティングセンターは、歴史が長い。
店主のおじさんは大分ご高齢だけど、未だに頑張って続けてくれている。
本当にありがたい。
何が有難いかといえば、その料金設定にある。
1打席40球という球数の多さも凄いのだけど、子どもは6ゲームで1,000円なのだ。
これは僕が少年時代から変わらない。
破格の安さだ。
そして(今日は、褒めるだけ褒めよう)と、心に決めていた。
技術面で気になることがあっても、言わない。
ひたすら良いところ、出来たところを褒める事にした。
まずは息子が打席に立つ。
40球を打った。
一球ごとに、褒めてみた。
おしい!ナイスバッティング!いいね!ナイススイング!・・・と。
次に娘が打った。
娘に40球は多いとは思ったけど、全部振っていた。
同じく褒めた。
そしてまた、息子が打った。
次に娘が。
また息子が。
さらに娘が。
まだ打ちたい、もっと打ちたい。
そんな訳で、6ゲームがあっという間に終わり、父は追加でメダルを買う事にした。
驚きだったけど、やりたいというならやらせてやりたい。
フォームやスイングは、気になりだすとキリがない。
アドバイスはひとつ。
「タイミングが合えば打てるよ!」だけだった。
褒めてだけ終わるのは、お互いに気分がいい。そして、また行きたくなる。
もっといえば、バッティングが好きになり、野球が好きになる。
週末の昼はバッティングセンターへ
楽しむことの大切さを、噛み締めた。
余談だけど、僕も2打席打った。
ホーライスイングが身についたか分からないけど、凄い打球感だった気がする。
130キロ(体感120キロ)をピンボールみたいに打ち返せた。
44歳にして、この打球は何だか規格外ではなかろうか。スタンド入ってもおかしくない打球、そんな弾道だった。
努力は嘘をつかないなぁと思う。