僕は野球経験者ではあるけど、もはや現役バリバリとはいえないところにいる。
年齢がどうこうもあるけれど、能力的な問題も十分にある。
元々そんなに上手くないからね。
そんな僕は社会人になってから今に至るまでの長い間、会社の野球部に所属している。
幽霊部員化してはいるものの、部費はしっかり支払っているから、今だに部員であることに変わりはない。
部費の支払いは、これまでお世話になった恩返しのつもりで払っている。
野球は経費がかかるのだ。
ボールなどの消耗品、練習グラウンドの利用代、日々進化するバット、大会への登録費用。
場合によってはユニフォームや帽子代など。
昨今の景気から、会社の金銭的支援は、実はほとんどない。
どこの野球チームやクラブチームも、お金は選手や監督が持ち寄っているというのは同じなんだとは思う。
趣味の範囲での投資ならそれはそれで良いのだけども。結婚して子供が、などの家庭事情で野球から疎遠になる人も多くいるし、僕もどちらかといえばその部類だ。
子供が野球を始めたという事でチームを離れていくというのが、一番多いように思う。
僕は野球道具を一通り持っているのだけど、大体のアイテムが3世代くらい古い。
グローブは買い替えたのだけど、使用感が懐かしくて結局昔のモデルを使ってしまう。
本当に、冗談みたいな話なのだけど。
グラブ(ローリングス)
右投げなのに、岡島モデル
※岡島は左投げ
バット(SSK)
右打ちなのに、金本モデル
※金本は左打ち
よく、こんな感じで買ったなと思う。
そもそもバットは左右関係ないけど、右投げの岡島モデルは、メーカーがギャグで作ったとしか思えない。
誰が買うんだ、右投げの岡島モデルなんて。
・・・ネタになるから買ったけども。
バットについては、その昔に定額給付金という、国民に一律12,000円が支給されるという迷走の時代があった。ありがたく、そのお金で購入した。
購入以来、グリップテープを変えていなくてボロボロになっていたので、この度綺麗にすることにしたのだ。
息子にノックを打つバットとして、適任だと判断したからなのだけども。
いつものゼビオさんへ向かい、グリップテープを購入。
バットが黒いから、なんとなく赤にしてみた。
グルグル巻いて、慎重に。
グリップテープ巻き直すなんて、20年以上振りくらいな気がする。
しかも、最後に巻いたのは多分テニスラケットのグリップテープだったと思われる。
と、なんやかんや言ってるうちに完成。
握りやすい!
ボロボロ崩れない!
手が黒くならない!
グリップテープは大事だったようだ。
そして、バットが蘇ったように見える。
このバットで、ノックを打ちまくってあげようと思うのだけど、手の皮が剥けるほどなまっているから、鍛え直そうとも思う。
猫ふんじゃわないようにがんばりたい。