息子はそんなに野球が好きという訳ではなかった。
そうなってしまった大きな理由は、僕自身の行いによるものだった。
下記ですが、長いです。
https://salesphilosophy.hatenablog.com/entry/2021/03/26/000947
一応、やらされながらもキャッチボールの基礎の基礎は身についていた。
少年野球に入り、低学年の練習に混ぜてもらうと、それなりに褒めてもらえる。
自分の親ではない、他人にだ。
そこで、曲がりなりにも嬉しさを得たり、もう少し上手にやってみようかな、という気になってきたようだ。
練習は、ボールを怖がらないようにテニスボールを使った練習が混ぜられていた。
やはり最初は柔らかいボールからの方が良いらしい。
低学年の最初は、保護者がキャッチボールの相手をしないと、球を拾いにいくだけで終わってしまう。
フォームどうこうもあるけど、まずはボールに向かっていくクセづけが大事だったようだ。
そして、入部半月で面白い事が起きた。
練習試合に、代打で出してもらえたのだ!
2試合目の2軍戦のような試合ではあるけど、まさか出してもらえるとは思ってもみなかった。
そして、偶然にもバットに当ててピッチャーゴロを打ち、奇跡的にピッチャーが暴投を投げ出塁。
その後進塁を繰り返して、ホームまで帰ってきた。
その体験、この体験こそが、これからの息子の野球に対する接し方を、大きく変わるきっかけになった。
イキナリ素人を代打で出してくれるなんて、監督に感謝しかない。
本人としたら、ドーパミンがドバドバでるような出来事だったのだろう。
息子の能力をパワプロ風に数値化すると
パワー G
ミート G
走力 F
肩力 G
守備 G
捕球 G
野球が好きというよりは、何だか楽しいと思い始めてくれていた。
そういう感覚が良いのだろうな。