あまりに唐突で、言葉がなかった。
少年野球に所属している5年生の子が、退団したのだ。
先週まで、当たり前のように居た。
今週から、もう来なくなる。
このチームは、人数が少ない。だからこそ、ひとりひとりの解像度が高い。
なぜ、こうなってしまったのか。
憶測はいくつもある。
その全ては、可能性の話だ。
わたしが言えることは、ただ一つ。
4月から指導者となっていた以上、子どもたちに野球の魅力を伝えきれていなかった。
野球の醍醐味、楽しさ、魅力。
その子に感じさせることができなかった。
経緯は様々あるだろうけど、子どもが主役の少年野球だ。
やる、やらないの判断は、子どもがしたことだろう。
またグラウンドに行きたい。
野球がしたい。
そう思い直してくれる日が来ると信じたい。