勝たせたい、勝たせてあげたいと思うほど。
焦りが生まれるものだ。
勝つためにどう取り組むかを考えるのは、選手、親、監督コーチ。
三位一体でなければ、成し遂げられない。
練習の成果がすぐに出れば、指導者冥利に尽きる。
実際はそんな簡単なものではないし、繰り返しと積み重ね、一歩一歩が、振り返ると大きな差となっているものだと思う。
知識は、理解できればすぐに効果が現れる。
漢字を覚えるとか、年号を覚えるとか。
動きは、有意識で体に染み込ませて、無意識で反応する作業が必要になる。
こればかりは、一朝一夕にはいかない。
反復練習が必要だ。
「どうしてできないんだ」は、焦りだ。
どうにかしてあげたいの、成果を求めてしまっている。
中期的な目線で、淡々と教えていく。
ただし、意識してもらう。
意識して取り組んで、無意識に反応する土台を固めていく。
その成果が、形になっているもののひとつに勝利があると思う。
今日、代表決定戦に勝ち、次のステージに進むことが決まった。
子どもたちにおめでとうと言いたい。
保護者会長にもおめでとうと言いたい。
もう、既に伝えましたけども。
人生は長い。今はそのつながりだ。
できる限りの力を持って、子どもたちや、みんなの役に立っていきたい。