ハイ、皆さん。
ユウキノスケイ(Kei Yuukinosu)です。
Wくんと飲んだ話題その2
中学野球最後の試合の話です。
僕は中学入学してから、肩が強いのもあってキャッチャーやってたんです。
ところが3年の春に、僕より強肩の後輩キャッチャーにポジションを奪われまして。背番号2から10に降格しました。
で、困り果ててはいたんですが、ファーストにコンバートの話が持ち上がりまして。
守備力が高かった事もあり、最終的に背番号3となりました。
Wくんは小学校時代からの生粋のセカンドですから
結果的に中学時代の1,2塁間を2人で構成してました。
で、僕たちの最後の試合は、7回裏に逆転サヨナラで負けてしまったんです。
雨の降る球場で。1-0で最終回を迎えました。
最終回に先頭を塁に出し、バントシフトを引いたら相手は強攻策。
サードが前進し、レフトが3塁に向かってカバーリング。
そこで打たれたレフト前ヒット。無人のレフトにボールが点々と転がっていきました。で、1点取られてノーアウト3塁となり。
一撃でおしまいの絶対的ピンチに。
そこから2死満塁まで何とか持って行ったんですよ。
そこでマウンドに内野が集まって、次のプレーの確認も含めて話します。みんなの見解は近いとこへ。
で、セカンドのWくんには、「セカンドでいいから。無理に1塁でなくて」と言っておきました。
バッターが打ったのは、セカンドベース寄りのセカンドゴロ。
Wくん追い付いてキャッチ。セカンドを見る。投げれない!
ファーストを見る。間に合わない。
で、サヨナラ負け・・・。
そんな終わり方だったんですよね。
その1プレーについて、20分くらい語ってました(笑)
そんなにその当時の事を語りなおす機会なんて、なかったですし。最後にボールを取って、それがアウトにならなかったという葛藤を抱えてたんだろうと。
僕的にはそのときカバーが遅れたショートにも問題あるし、あの2死満塁の場面で集まったマウンドで。「迷わず1塁に投げてこい。俺が絶対取るから」って強く言っとけばよかった。そうすればチェンジだったな。
もっと言うなら、7回表の先頭バッター僕で。
ヒットで出塁したんです。送りバントで1死2塁。その後のバッターが凡退で無得点だったんですけど。
俺の足が速ければ、あそこは盗塁で無死2塁。そこで送って1死3塁。雨降ってるしゴロで1点だった。
くらいのことまで考えてしまう。
日本人特有なのか、それが野球の常識なのかは定かではないのですが。
チームが負けた時に、「俺のせいで負けた」と思う人って、結構多い。
特にピッチャーだと全責任を心理的に被ることが往々にしてあります。
バッターだとチャンスで打てないとか。
守備でエラーした場合とか、そういう時も。
でも意外と、他の選手にそれを聞くと「ピッチャーのせいで負けた」と思う人はかなり少なかったり、その1プレーで負けたとか、やつのせいで負けた。と思う人もそこまでいないケースが多い。
負けそうな場面とか、心理的に追い込まれることの方が多いけど。
むしろそんな風に考えるより、「この場面でこうしたらヒーロー」という考えで野球をやった方が、圧倒的に面白いんですよね。
なんにしても、負けた思い出すらも楽しく話せる今という時に、感謝したい。
そういうことがあるのも、一生懸命頑張った当時の自分や、一緒に切磋琢磨した仲間が居るおかげだし、たまにだからこそ懐かしむこともできるのかな、と感じました。
ありがとう。感謝します。ツイてる。
I'm grateful.
I'm the luckiest in the world.
Thank you all very much.
See you next time!
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