ハイ!皆さん。
ユウキノスケイ(Kei Yuukinosu)です。
101回全国高等学校野球選手権の地方大会。
各地で熱戦が繰り広げられています。
僕は長野県民ですので、長野県大会を昼休み中に見たり、家に帰って試合結果を確認しながら楽しまさせてもらいました。
そしていよいよ決勝戦があったんですが。
飯山対伊那弥生ヶ丘
公立高校同志、初の決勝進出同志、つまりはどちらが勝っても初出場。
30年ぶりの公立高校決戦。
30年前の決勝は、
丸子実業(現丸子修学館)対岡谷南
飯山の監督が丸子卒、伊奈弥生の監督が岡谷南卒。
凄い面白い因果の決勝戦となりました。
長野県の高校野球事情については他県に横並びで、私立高校が強いです。
今回も第一シードから第四シードまで私立。
そのなか、良く決勝まで行ったなぁと。
個人的に応援している高校は別にありましたけど、負けてしまいました。決勝戦、子どもと遊びながらテレビ観戦しました。
今回の長野県大会。
何試合も見ましたが(といっても昼休みの1時間くらいですが)、気になってたことがひとつあります。
「外角が広すぎる」です。
そこ取る!?
くらいの外をストライーク!ですよ。
そこ、打つ練習してないと思うんですけどくらいの外です。
全く腑に堕ちなくて、思わずTwitterでつぶやきました。
長野県大会決勝
— ユウキノスケイ@キングオブアベレージヒッター (@yuukinosuke24) July 21, 2019
今日も球審のストライクゾーンがおかしい
あのコースストライクだと、選手が困惑する
大会通じて外を取りすぎてるんだよなー
メジャーのストライクゾーンだよ
あんなコース打つ練習するわけない
全国でブラウザから観れるから、ホントわかる人確認して欲しい#高校野球
まあ、影響力のない僕が呟いても意味ないんですけど(笑)
そうは言っても偏った意見ではいけないですから、長野県の試合ない日に他県の中継見たんですよ。
最近は、ピッチャーの球数問題とかありますから、ストライクゾーンが広くなったのかと思って。実際のところ、長野県ほど外角一杯が広くなかった。
今日の決勝戦も、序盤から「メジャーか!?」と思うくらいの広さ。
バッターもマジで?って立ち尽くすほどですよ。観ててもマジで?と思います。
あ、ディスりたいわけじゃなくて。
僕は結構アウトロー(外角低め)が好きで、外一杯にズドンと入ったちょっとボールかな?くらいの球も、その時のベストボールで観衆の誰しもが納得するような、「手の出ない球」をストライクにするのはアリだと思うんです。
ただ、それも決め球的1球。
見てる誰もが納得のアウトローであれば。
それって、打撃練習してるコースじゃない、ともいえる。つまりは、打てないコースの球なんですよね。
それをポンポンストライクされちゃうと、ねえ。3年間の集大成、どうなってるの的な。
真の実力値で勝ち負けが決まらない可能性が出てくる。それが気に入らないだけなんですけどね。
今日の決勝も、
ピッチャーは多少楽だと思いますけど、外に頼っちゃって外、外、外の一点張り。外投げるの捨てられなくて、結局打たれる。
その割に終盤になると、外取らないんですよー。不思議でしょうがなかった。
何だか、審判がゲーム支配するのは良くないと。ちょっと言い過ぎ感ありますけど。
純粋に鍛えたものをぶつけ合ったらいいじゃない、高校野球なんだから。
と、思うわけです。
で、決勝に戻ります。
公立高校同士の対決で、ピッチャーの球速がズバ抜けてるわけでもなく、スラッガーがいる訳でもない。
いいバッターはいましたけど。
ヒットも出ましたし、小技を効かせた攻撃も展開。この試合展開こそ
the 高校野球 でした。
延長10回まで突入しました。
飯山高校は6回途中から2年生投手、常田くんを投入したんです。
この常田くん、なかなかメンタル強い。
連打されても気持ちが折れてないし、表情に出さない。この子がキーマンだと感じました。
延長10回表、伊那弥生の攻撃は2死3塁で打者は投手の富永くん。
見るからにバッティング苦手そう。ここを丁寧に抑えました。
で。10回裏、飯山の攻撃は2死1、3塁で打者常田くん。
これもバッティング苦手そう。
でも感じました。この子がここで決めると。
結果、センター前にサヨナラヒット。
飯山高校が、初優勝です。
チャンスが回ってきてそれを活かす人のことを「持ってる」って言いますよね。
持ってる人、っていうのは。
強い気持ちで、投げ出さない人。
目の前の障害や壁と思われることを、丁寧に越えていく術を模索する人。
こんな人に、チャンスが引き寄せられてくんじゃないかと思いました。
野球の話ですけどね!
甲子園、楽しみにしてます。
おめでとう!そして頑張れ、飯山高校!
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