平日の夜中に、なんとなくAmazon primeを起動した。
既に映画を観るような時間じゃなかったのだけど、「青空エール」を再生した。
この映画、もう何度観たであろうか。
主演は土屋太鳳と竹内涼真。
土屋太鳳が吹奏楽部の小野つばさ役で、竹内涼真が野球部の山田大介役。
白翔高等学校という、野球と吹奏楽が名門の伝統校が舞台の物語だ。
上野樹里が吹奏楽部の顧問で、厳しい先生役というのもイケていると思う。
つばさは吹奏楽初心者ながらも、小学校の時に甲子園で応援していた白翔の吹奏楽に感動して、自分も白翔の吹奏楽部として甲子園で応援したいと憧れて入学。
大介は野球の有力選手で、同じく小学校の時に甲子園で凄い試合をした野球部に憧れて入学。
二人が感動したのは同じ試合だった様子。
ザ・青春モノ。
王道の青春モノ。
正攻法な青春モノ。
完全なる直球勝負の青春ど真ん中。
既に何度も観て、展開からオチまでわかっているにも関わらず、これを観ると必ず泣いてしまう。
しかも、涙がホロリという泣きかたじゃなくて涙が溢れて止まらず、鼻水が詰まるレベルだ。
数えてみたら、涙腺ポイントが8カ所はあった。異常である。
見る度に確実に泣ける、僕の中では名作と言っていい作品だ。
何がそんなに僕を泣かすのか、自分でも不思議で仕方ないのだけど。
多分、目標に全力を賭ける姿なんだろうな。
気持ちを揺さぶられるワンシーン
©︎青空エール
この映画で上野樹里(先生)が言った言葉がひとつ、現実的だと思った。
奇跡は起こらない
まぐれもない
でも、練習は裏切らない
ここは感動部分じゃないんだけど、その通りだと思う。
言葉の重みすら感じるし、積み重ねたものがあるからこそ、この言葉を受け止める事が出来るんだろう。
僕らは奇跡を信じたくなってしまうじゃない。
それは実は奇跡ではなく、まぐれでもない。
名門の吹奏楽部って、厳しいんだろうなぁ。
主題歌、キセキなのに・・・。凄い。
もうひとつ、凄い良いこと言ってるなと思うことがある。
「人をいつも応援する事は、自分が頑張り続けるくらい大変なこと。だからこそ、本気のエールは人を元気にするものなんだと思う」
ちょっとうろ覚えだけど、こんなセリフだったと思う。
これ、深いなー。僕も人を応援して、それが響くような人になりたい。
そのためには、僕自身がいつも頑張っている人でいるべきだと思う。
感動だけでなく、気づきもありがとう。
青空エール、また観ます。