朝、だいぶ冷えている。
いよいよ秋も深まってきた様相だ。
土曜日、息子は野球に行ったのだけど、僕は仕事があったため行けなかった。
その日は試合にも出なくて、息子はほとんど練習ができていなかった。
僕の仕事は午前中いっぱいで終わったので、午後少しだけ練習した。
キャッチボール、外野ノック、ゴロ捕球だ。
今後はどこで出場するのかはわからないけど、外野ノックは基本だと思っている。
ボールを避けるのは、本能なのでしょうがないのだろう。
それでも、外野フライは落下点までちゃんとたどり着いている。
問題は、捕れるかどうかというところだ。
いまの息子の実力では、50%の確率でキャッチする。つまりは、半分は落球する。
リスクが高すぎるゲームだなと思う。
キャッチボールで、投げ方を少し指導した。
フォロースルーが横手になってしまうので、縦に振る方が楽だしコントロールがつくという話をした。
重力で落とせば、力を入れなくても届く。
どうやら腑に落ちたようだった。
今までなかなか直らなかったのに、言語能力や理解力が上がったのだろう。
すんなり修正されてよかった。
修正したフォームが定着すれば、多分ピッチャーもできるな。
息子に限らず、野球に限らず、運動能力の良し悪しは「瞬発力」がおおきな要素だと思う。
瞬時に判断して一歩目が出るかどうかで、上手い下手の印象は変わる。
瞬発力は子ども時代の一番伸びるところだから、そこを日常的に鍛える練習、しかも楽しめるものが必要だなと思う。
送り手側の伝え方、受けて側の受け取り方。
双方のレベルが上がれば、コミュニケーションは飛躍的に向上する。
どちらがどちらに合わせてあげるかは、明白だ。それを実行に移せるか否かだと思う。
運動神経いいね!と、言われて喜ばない人はいない。
野球も勿論だけど、運動能力、身体能力が上がって、野球やって良かったと思える子が一人でも増えたら良いなと思うし、息子もそうであって欲しい。
そして僕は、今日もメニューを考える。