Hi.How'er you doing?
山です。
3000文字チャレンジ。
お題は「山」です。
その日は、夕飯はお好み焼きにしようと思ってたんですよ。
我が家の場合、土日は何となく、僕が夕飯とかを考える係だったりするんですね。
で、キャベツもあるし、小麦粉もあるから、あと足りないの何かなって考えてました。
よくよく冷蔵庫見たら、長芋がない。
僕の場合はですが、お好み焼きの粉をつくるのに、長芋ないと話にならないです。
当然、人や地域によるとは思います。ゴールはお好み焼き粉なんですけど、そこにたどり着くのには色んな工程があって然るべきです。
ちょっとゆるめの粉が良い
そんな人もいるでしょう。広島風はゆるめのほうがなんか良さそうだし。
トッピングは新鮮なイカがいい
ミックスよりも、イカオンリー。そんなお好み焼きもアリですアリです。
八代亜紀ですな。
ちょっとぬるめの燗がいい
みなまでいうな。
というわけで、今はしみじみ飲んでます。ひっそりと「居酒屋で超人気のレモンサワー」樽ハイ倶楽部、をね。
これ、意外と美味しい。他のレモンサワーと比べてみても、なんとも居酒屋の酎ハイ感が出ている感じ。
初めて飲んでみたけど、また買おうかなと思える逸品。
とまあ、そんな風にしてお好み焼き粉はできるわけなのです。(本当にそんな風でできるのか?)
とりあえずは長芋もないし、干しエビないし、イカもなかったわけなので。
その時の僕は買い物に行くことにしました。
車を走らせて某スーパーに到着すると、妻から追加オーダーが来たんですね。
「かき氷のイチゴシロップ買ってきて」と。
今日もなかなかの暑さだった。確かに、そろそろかき氷には良い季節だなぁと思う。
店内を徘徊しながら、かき氷のシロップをさがしたんですね。
で、ありましたよ。お菓子材料コーナーに。
かき氷もおやつというジャンルになるとは思いますけども、フルーチェとか、ホットケーキミックスのコーナーに置かれてもちょっとわかりづらくないですかね。
とりあえずウロウロして見つけたから良かったです。僕はスーパーで探し物が見つからない場合、結構早い段階で店員さんに聞きます。
「おい、ねーちゃん。○○はどこにあるんだ」と。
・・・。すいません、チョーシに乗りました。
上記のへりくだった感じで聞きます。
このかき氷のシロップ探してる時に思ったんですね。
シロップって、かき氷の山にかけるよな、と。
ガリガリと削って、綺麗な二等辺三角形な白い頂きに、お好みのシロップをかけて、自分色に染める訳ですよ。
我が家は赤一択になっちゃいますけど。
この二等辺三角形な白い頂きを思い浮かべたら、「3000文字チャレンジのお題、山じゃん!」と、突発的に降りてきたんですよ。
この懐かしい感覚、どう表現したら良いかと思ったら。3000文字書くしかない訳です。
毎週、絶対に書くというB'zに、いやいや、衝動におかされてたあの頃を何だか思い出しました。
そんな時間まで何でブログ書いてんの!
なんて、妻に怒られる始末。文章書いて怒られるって、何なんでしょうね。
脱線を戻してかき氷です。
オーダーに従っていちごシロップをチョイスしたわけなんですけども。
シロップについては衝撃的な事実があります。
あのかき氷のシロップは、どれも味が同じなんですよね。
えっ?知ってる?
・・・知らない体でお願いします。
イチゴだメロンだ、ブルーハワイにレモンに、モスコミュールだの角だのトリスだの、ジャブだフックだチンだと、それこそレインボーなシロップがありますけども。
色が違うだけ、みたいです。
知らない体で聞くと、衝撃的ですよね。
屋台のかき氷で「シロップかけ放題」なんて書いてあるから、調子に乗って色んな色をかけまくり、甘いだの辛いだの言っていたあの頃。
全部同じ味だから、混ぜても味は変わらない。
知らなかったなぁー。(ワザとらしい)
人の味覚は視覚の影響もある、代表的な例だと思います。
自分に対する言い訳じゃないですけど、かき氷はキンキンに冷えてるから、味は甘いという以外は、イマイチよくわかってない。
赤い色ついて、イチゴと言われて食べたら甘い。何だかイチゴな気分になります。
青い色ついて、ブルーハワイと言われて食べたら、やっぱり甘い。なんかよくわからないけど、これがブルーハワイね。そうそう、知ってる。みたいな気分になります。
黄色い色ついて、カレーと言われて食べたら、やっぱり甘い。あっ、カレーね。知ってる知ってる・・・って、なるかいな!
せめてレモンだろうがに。
レモンにしといて、あとは冷たくてキンキンで頭が痛くなるやつで「なんかあまずっぱい気分」にして逃げきるしかない。
カレーはダマせないでしょ。
甘口っていっても無理ある。ハチミツかけましたとかいったら、ウソを上塗りすることになる。ハチミツレモンって名乗って果汁1%未満、ファンタは無果汁なのにグレープ名乗る的な詐・・・
やかましいわ!
ダメ!詐○とかいうのは!
世に認められてるから!
○欺っていうな!
ほんとのあれだ、それはさ、
「もしもし母さん?オレオレ」とか、そーいうのが本物なやつだから。
「ばぁちゃん。オレ、就職した先の上司の娘さんを妊娠させちゃって、おろす代わりに示談金300万払えって言われて・・・。これが解決したら、仕事も全てが軌道に乗るんだ。」
どんな仕事だよ。
完全なるサギじゃねーか!
あっ。
そそそ、それでですね。
昔からよく言われていますけど、味の5割は目で楽しめるかで決まってきますからね。
これはあながち嘘じゃないと思います。
その際たるものはメニュー表ですよね。
視覚で美味しそうと思うと、食べたくなる。その味まで頭で連想して、注文しますよね。オーダーして、手元に着く前から既に味の想像までしている。頼んだ時点で5割は美味しいと決まっています。
さっき考えた割には、信憑性があります。
って、サギじゃねーか!
いかんいかん。
そうだ、料理は雰囲気で味が変わるって言われてますよね。
レストランなんかで、空間や接客、盛り付けも含めた全てを楽しむことで、大したことないものも、おいしくなる・・・。
あの、ディスってる訳じゃありませんよ。
フォアグラ一口で食べて、ビール流し込んだら味が残ってないとか、そういう話じゃないですよ。
どうも、表現にカドがあっていけませんね。
料理は雰囲気で味が変わると言われています。
これは、おおよそ8割変わるみたいです。
これはどうやら本当のようです(笑)
緊張して食べると、味を全く覚えてない、とか。楽しく会話を楽しみながらだと、またあのお店行きたい、となったりだとか。
そもそも味で圧倒するってこともありますけどもね。
逆に場の空気がちんやりしちゃうと、いくら美味しいと言われていてもそうでもなくなってしまう。
リラックスして楽しむ時が一番美味しい。
そんなことを思うにつけ、家で飲むお酒と居酒屋で飲むお酒の圧倒的な差を思い知ります。
僕は居酒屋が大好きなんですよね。
ひとり飲みも、若かりし頃はやりましたし、当然みんなで飲みに行くのも好きです。
お小遣いは飲みに行くためにあるものですし、底をついて金欠に喘ぐ時期もあります。
気の合う仲間とワイワイ飲んでるのが、たまらなく楽しいんですよね。
とはいっても、毎度同じメンツには飽きてきたりすることもありました。
人は新しい刺激が欲しいですから。
そーいったことも、昨今の事情から省みると、ホント贅沢な話だと思います。
今は新しい生活様式を求める声も多くあり、僕もかなり自粛してます。
でも、家で飲むお酒と外で飲むお酒は、かなり違うんだよなぁー。
家で飲むビールがエビスでも、「居酒屋で超人気のレモンサワー」樽ハイ倶楽部、これを自宅に持ち込んできても。
外飲みは、越えられない。
どうやっても、越えられない。
この高くそびえたった山は、越えることはできないです。
山は越えるためにある、という言葉があります。この問題に関しては、避けて通るか、大気圏を越えるかしかないですね。
居酒屋にまた行きたいなぁ、という話でした。
気軽に「一杯いっとく?」なんて言える日が再びくる日まで、この山は越えたいですね。
では、そういう事で。