ハイ!皆さん。
ユウキノスケイ(Kei Yuukinosu)です。
来ました。
3000文字チャレンジ!
今週のお題は「電話」ですね。
電話。
電話について真っ先に思い当たる事。
それは、となりのトトロですよ。
さつきとメイの繰り広げるハートフル物語。
その作中において、さつきちゃん、メチャメチャしっかりしてる。
しっかりしたおねいさん感、スゴイ。
設定が確か小6だったと思う。
おれ、小学校6年でこんなにシッカリしてないし。
お手伝いできて、料理も作れる。
いや、最早おてつだいってレベルじゃない。
家事出来るとか、既に主婦レベル。戦後復興後の日本においては、このレベルはスタンダードだったんだろうと思いを馳せてみました。実際、わが母も小5くらいには夕飯の買い物してみんなのごはん作ってたっていうし。
いかに我々が裕福で、恵まれた環境で育ててもらったか。
とまあ、脱線しかけてますが。
何で電話とトトロかっていうとです。
さつきとメイの家に、お母さんの入院している病院から父親あての電報が届いたシーンがあったんです。カンタ君の本家に電話があるから、って言って、お父さんの大学へ電話を借りて連絡したんですよね。
そこでもさつきちゃんはしっかりしてんなーと。
僕んちに電話あったけど、そんなに掛け慣れてないさつきちゃんですよ。見事に父につないでもらい、しっかりと要件を伝え、通話終了。しかも、母体調不良的な内容について、冷静に。
ヤベーよ、さつきちゃん!
で、電話の話ですけど。
当時(多分昭和30年代かな?)の電話は近隣の家を見渡しても、本家に1台。あとは電報。今思うと、凄いことだ。
電気は通ってるのに、電話はない。
電柱って英語にすると telephonepole
柱の名称に電話入ってるんですよね。
海外では電柱って、電話ありきだったんだろうか・・・なんて疑問は置いといて。
僕は、電報って文化は結婚式やお葬式。
冠婚葬祭慶事ごとくらいでしか体感していない。
今や電報は、そんな位置になっている。
当時の主要連絡網として存在していたものを、慶事のスタンダードとして昇華させ、価格帯も電話10円に対し、電報3,000円!!!
価値まであげちゃう辺り、電電公社の商売上手っぷりヤバい。
で、そんな地域に1台の価値ある電話が、通信網の整備によって一家に1台に普及してきましたよね。電話番号を取得するのに、権利があったんですよ。今も形式的にあるみたいですけど。そんな電話の権利なんてものまで取引されたわけです。
確か、当時の電話の権利って数万円したらしい。
電話番号を取得するがために権利を買う。
今思うと凄いですね。
電電公社の百戦錬磨っぷりは、恐ろしいですよ。
で、一家に1台電話が普及しました。
そうすると今度は、公衆電話を各所に設置しだします。
便利ですからね。
10円玉を入れて会話ができるんですよ。
赤電話とか、ピンク電話です。
それが今度は、10円でどの位話せるか、時間の計算がしづらいってことで出ました、緑電話とテレホンカード!
テレホンカードですよ。
公衆電話でしか使えない。
電話をかけるためにのみ、存在する。
でも、メチャメチャ売れたし、需要がありました。
みんな電話かけるから。
〇〇記念テレカ なんてものもありましたよ。
さらにおまけに、この電電公社さん。
カエルコールなんてのを流行らせて電話料金のベースアップを図ります。
お父さんが今から家に帰る連絡を、電話でするんです。
「今から家に帰るよ」と。
その一言で、はい、10円。
小さい子どもが居る家なんて、電話掛かってきただけで嬉しくなっちゃって。
あーでもないこーでもないって話しますから。
簡単に10分位会話しちゃうわけで。
20日勤務で、最低200円。
世の中に何人のお父さんがいるのよ。
電電公社さんの商売巧者っぷりには、脱帽です!
もう、スゴイゼ!
そして、最早時代は電電公社一強。
しかも、NTTドコモなる携帯電話会社までも設立。
一家に1台が、ひとり1台という時代に突入です。
一方固定電話の世界では、
ISDN&ADSLの利用費用。
世界で一番遅い、ISDNを引っ張って引っ張って。
次は電話回線ありきのADSLを引っ張って引っ張って。
それ以外でも、
セキュリティの観点から、ナンバーディスプレイなるオプション!(オプションかよってレベルですけど)非通知着信を拒否できるという。
電電公社+ドコモは通信事業で、日本最強のランニングビジネス会社として今後も君臨し続ける様相ですよ。
このランニングシステムには誰も勝てないのか!?
それに一石を投じたのが孫正義氏が創り上げたソフトバンクです。
日本を世界一の高速通信の国にすると。ブロードバンドの加速度的普及の背景には、ソフトバンクが身を削って投じた、YahooBBの破壊力なくしてあり得ないです。
おかげで光回線がスタンダードとなって、現在に至りますよね。
そして、ソフトバンクのスマートフォン事業の成功はとても有名。これもボーダフォン買収して、iphoneの専売権を得たという追い風で瞬く間に席巻しましたよね。。
ソフトバンクはスマホ会社だと思う人がいるくらいのインパクトですね。
そんな、携帯電話というもののおかげで私たちの生活環境は一変。
より便利なものとなりましたよね。
日本においては携帯電話(パカパカ開くやつ)の旧式形態を「ガラケー」といいますよね。
何故、ガラケーというのか。
そのネーミングはガラパゴス諸島に由来してます。
携帯電話が普及した日本は、その先進的技術競争によって、より使いやすく、便利な方向を目指して新製品が続々リリースされました。
年代を重ねた結果、海外の携帯電話とは最早かけはなれた、日本独自の形状、利便性、複合機能を備えた代物として進化。
それは離れ小島で固有種を持つガラパゴスが如し。
島国日本で世界の携帯電話と一線を画す発展を遂げた固有種。これを敬意を持ってガラパゴス携帯と、呼称されていた。
・・・んだと思うんです。(思うだけかい(笑))
果たして皆さんは敬意を持ってたかはわからないんですが。僕は、敬意を払うべきだなーって思ってます。
日本の技術力や発想力、利便性を追求するという消費者視点はすばらしいな、と。
ただし、最新の通信網に舵を切らなかったのは良くなかったですけど。
ソフトバンクのおかげで、ガラパゴス諸島だった日本の通信事業が大きく変わりました。と、僕は思っています。
最近においては、スマホを持っていない人が居ない、というくらい普及したのではないかと思います。それはそれでとても良いと思います。
ただし、やっぱりついて回るのが
「維持費」という問題ですよね。
昔からよく言われてるのが
家が人生で一番大きい買い物
次が保険。
僕が思うに、その次くらいに電話のランニングコストが来るんじゃないかと思います。
家族4人とかで、スマホ全員所持してたら相当ですよ。
今に至っては電話をかける、のではなく。
スマホでコミュニケーションを取る
っていう方が妥当な表現だと思いますし。
同じ家にいながら、写真とか動画を共有したりして、同じ画像を、違う端末から見ている。そんな状態なのに違和感だと思わない。
人間って、環境に合わせて変われるんだなーと思います。
電話を通じて僕が思うことは。
「人間は、より良いと思う方向に簡単に変わることができる」ということです。
そこには様々な問題もあるかとは思います。
ただ一つ言えることは、道具に使われることのないようにすることだと思います。
自分自身の意思や本来の目的を忘れなければ、立派な自分の一部として活用できるものだなと、ここにあるスマホをみて思うのです。
オ〇ホじゃないよ。やかましいわ!!!
っていうか、ユウキノスケイのネガティブキャンペーンだけは勘弁してよ(+_+)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
Thank you all very much.
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